Seagate Exos CORVAULT
Seagate 社製 Exos® CORVAULT™ は 4U筐体に最大 2.12PB(RAW)の最高密度を実現します。Seagate Exos SASハードディスク・ドライブを 106台搭載し、Seagate Autonomous Drive Regeneration (ADR) により、システムは即座に自己修復し再生します。また、RAID ADAPT を使用する事で通常の RAID6と同じ 2パリティのデータ保護機能を持ち、分散スペアに対応し再構築時間を短縮する事が可能です。さらに、高密度構造で設計され 1TBあたりの消費電力は 0.94Wと劇的にラックスペースやラックあたりの電源の低減を実現します。
詳しくは担当営業までお気軽にお問い合わせください。
Exos CORVAULT 特徴
- 最大容量 2.12PB
- 自己修復機能 Autonomous Drive Regeneration (ADR)
- Seagate ADAPT イレイジャー・コーディング章
- 12Gb/秒 HD-Mini SASインターフェイス
最高 14Gb/秒および 12Gb/秒のシーケンシャル読取り/書込み
最高 17,680 IOPS - ウェブ GUIまたは CLIからアクセスできる管理機能
- リモート診断、無停止アップデート
- すべての搭載 HDDに Seagate Secure™ 自己暗号化ドライブ (SED) 技術、安全なファイル転送を実現する SFTP対応機能が標準で搭載
RAID ADAPT
Seagate の自社開発 ASIC による RAID エンジンを使用する事で、通常の RAID6 と同じ 2 パリティのデータ保護機能を持ち分散スペアに対応し再構築時間を短縮する事が可能です。
再構築時間の比較
Metric | RAID6 | RAID ADAPT | ||
8 Drive + 2 Spare | 24 Drive | 84 Drive | 120 Drive |
|
Rebuild 1 Drive | 55.5 hours | 24 hours | 7 hours | 5.3 hours |
Fault Tolerance: After 2nd Drive Failure |
55.5 hours | 9 hours | 1 hours | 25 minutes |
Performance Impact*, 1 Drive Down |
-41% | -23% | -8% | -6% |
Performance Impact,*, 2 Drives Down |
-62% | -37% | -14% | -10% |
*10TB 使用時
自己修復機能
HDD 内部でヘッドに不具合が発生した場合に、該当のヘッドとプラッターのみを使用できなくし、全体の容量を減らして再利用する SCSI Standard 技術です。(18TB 以上のドライブで対応)
低消費電力と省スペース – 7PBストレージのフットプリント比較
Seagate Exos CORVAULT | 比較内容 | 他社ストレージサーバ | ||
4U x4台 | 必要ラックスペース | 4U x8台 | ||
8kW | 必要電力 | 20.8kW | ||
7.24PB | 総実効容量 | 7.48PB | ||
1.81PB (RAID ADAPT) | 1台の実効容量 | 936TB(RAID60) |
オンボード管理機能
ウェブベースのデバイスとデータ管理コンソールを統合したシステムがあなたをサポートします。
- ウェブGUIまたはCLIからアクセスできる強力なオンボード管理機能により、ボタンひとつで設定が完了し、すばやく簡単に展開することが可能です。
- さらにリモート診断、無停止アップデートを提供します。
Seagate Secure™ 自己暗号化ドライブ (SED)
コントローラレベルでの諸経費なしで、最大限のセキュリティを実現します。
- すべての搭載HDDには、Seagate Secure™ 自己暗号化ドライブ (SED) 技術、安全なファイル転送を実現するSFTP対応機能が標準で搭載されています。
- オプションでFIPS 140-3構成も使用できます。
製品カタログ
製品仕様
製品名 | 自己修復機能を備えた高密度データ・ストレージ | ||
---|---|---|---|
型番 | Seagate Exos CORVAULT | ||
仕様 | 最大容量(RAW) | ・2,120TB | |
最大ドライブ数 | ・最高106台:ExosR 自己暗号化SAS HDD | ||
フォームファクタ | ・4U | ||
コントローラ | ・第6世代の VelosCT ASICを搭載 ・冗長性が高くホットスワップに対応したアクティブ/アクティブ構成 |
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システム性能 | ・14GB/秒のシーケンシャル読取りスループット ・12GB/秒のシーケンシャル書込みスループット ・17,680 IOPS |
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データ保護 | ・Seagate ADAPT イレイジャー・コーディング または RAID 5、6 |
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自己修復技術 | Autonomous Drive Regeneration (ADR) | ||
ホットスワップ対応コンポーネント | ・8枚の取り外し可能なエキスパンダ・カード、24のHDDベースプレーン当たり2枚 ・冗長性の高いホットスワップ対応のドライブ、ファン、電源装置 |
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物理仕様 | ・高さ:176.3mm ・幅:441mm ・奥行:1,139mm ・重量:44.9kg ・重量(ドライブ込み):約131.5kg |
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管理 | ネットワーク | ・10/100/1000イーサネット | |
対応プロトコル | ・SNMP、SSL、SSH、SMTP、HTTP(S) | ||
管理コンソール | ・ウェブベースのGUIまたはコマンド・ライン・インターフェイス (CLI) | ||
管理ソフトウェア | ・Seagateシステム・ストレージ管理コンソール ・ワンボタン構成 ・リモート診断 ・無停止アップデート |
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電源要件 AC入力 |
入力電力要件 | ・200V~240V AC、50Hz/60Hz | |
PSUあたりの 最大出力 |
・2,000W | ||
環境/ 温度範囲 |
動作時/非動作時の温度 | ・5°C~35°C(41°F~95°F、900mを超えると300mあたり1°C減)/ –40°C~70°C(–40°F~+158°F)(最大変化率:20°C) | |
動作時/非動作時の湿度 | ・–12°C DP/10~80%(最高)(不凝縮)/ –12°C DP/5~100%(最高)(不凝縮) |
弊社では、科学技術計算や解析などの各種アプリケーションについて動作検証を行い、
すべてのセットアップをおこなっております。
お客様が必要とされる環境にあわせた最適なシステム構成をご提案いたします。