Seagate Exos X 5U84
Seagate 社製 Exos® X 5U84 は コンパクトで高性能、拡張可能な大容量ペタバイトストレージです。最高 84台のディスク・ドライブと 2台のコントローラをすべて 5U(奥行き 981mm)に搭載することで設置面積を小さく抑えることができます。高性能、低遅延、さらにはシン・プロビジョニング、自動階層化、SSD読取りキャッシュ、データ保護機能をはじめとする幅広いエンタープライズ・ソフトウェア・スタックが求められる用途向けにコストパフォーマンスの高いソリューションとなります。一台で最高 84台のドライブをホストできるエンクロージャを 4台接続すれば、最高で 336台のドライブをホストできるため(20TBドライブを使用した場合、6.72PB)、データセンターをシームレスに拡張できます。
詳しくは担当営業までお気軽にお問い合わせください。
Exos X 5U84 特徴
- 5U、最大 84台の 3.5インチ HDDまたは SSDを搭載
シャーシは最大4台まで拡張可能 - Seagate ADAPT イレイジャー・コーディング
- 2重コントローラで可用性を重視
- 12GB/秒のシーケンシャル読み込みスループット
10GB/秒のシーケンシャル書き込みスループット - 99.999%のデータ可用性を実現
- RAID 0,1,3,5,6,10,50に対応
- すべての搭載 HDDに Seagate Secure™ 自己暗号化ドライブ (SED) 技術、安全なファイル転送を実現する SFTP対応機能が標準で搭載
RAID ADAPT
Seagate の自社開発 ASIC による RAID エンジンを使用する事で、通常の RAID6 と同じ 2 パリティのデータ保護機能を持ち分散スペアに対応し再構築時間を短縮する事が可能です。
再構築時間の比較
Metric | RAID6 | RAID ADAPT | ||
8 Drive + 2 Spare | 24 Drive | 84 Drive | 120 Drive |
|
Rebuild 1 Drive | 55.5 hours | 24 hours | 7 hours | 5.3 hours |
Fault Tolerance: After 2nd Drive Failure |
55.5 hours | 9 hours | 1 hours | 25 minutes |
Performance Impact*, 1 Drive Down |
-41% | -23% | -8% | -6% |
Performance Impact,*, 2 Drives Down |
-62% | -37% | -14% | -10% |
*10TB 使用時
コントローラはエンクロージャに2機搭載する可用性を重視した設計
2重コントローラ対応の為、ミッションクリティカルな用途に最適です。また、コンポーネントの数、フェイルオーバー機能、およびホットスワップの保守性により、ハードウェア障害のリスクを軽減します。
コントローラ – 4006 | ||||
機能 | 説明 | SW-BUNDLE ライセンス |
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バーチャルプール | 仮想的なストレージプールを構築し、ストレージ管理を効率化 | ライセンス 不要 |
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シンプロ ビジョニング |
必要に応じてストレージを割り当て可能 | |||
RAID ADAPT | 独自のアルゴリズムで再構築を高速化し、性能と信頼性を高める RAID 技術 | |||
暗号化 | Seagate SED/FIPS 技術を使用した暗号化 | |||
SSDキャッシュ | 読み出し重視のアプリケーション向け SSD キャッシュ機能 | |||
ADR (HDD自己修復) |
HDD の自己修復機能により、不具合発生時の緊急対応を削減 | |||
SSDティアリング | リアルタイムで SSD と HDD にデータを階層化 | ライセンス 必要 |
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スナップショット | ボリューム内容の復旧を短時間に実現 | |||
レプリケーション | データを異なる拠点へレプリケーション |
データライフサイクル管理によるセキュリティに対応
Seagate Secureによるデータ保護機能と、SFTPやSEDをサポートし管理者アクセスコントロールなどが可能なインテリジェントなファームウェアにより、重要なビジネス資産を保護しながら信頼性の高い安全なファイルのアクセス、転送、管理を実現。企業のセキュリティ対策に貢献します。
製品カタログ
製品仕様
製品名 | アドバンスド・ストレージ・アレイ | ||
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型番 | EXOS X 5U84 | ||
仕様 | 合計 BOD | ・最高4× 5U84 BOD | |
最大ドライブ数 | ・最高84台 | ||
フォームファクタ | ・5U | ||
コントローラ | ・RAID コントローラ 4006 | ||
システム性能 | ・12GB/秒のシーケンシャル読取りスループット ・10GB/秒のシーケンシャル書込みスループット ・725 KIOPS |
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基本的なアレイ・ソフトウェア機能 | ・仮想プール、シン・プロビジョニング、ADAPT、SSD読取りキャッシュ、暗号化 | ||
デバイス・サポート | ・SAS HDD ・NL-SAS HDD ・SAS SSD |
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データ保護 | ・Seagate ADAPT ・RAID対応レベル:0、1、3、5、6、10、50 |
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システム構成 | ・シャーシ当たり最高84台の3.5インチ・ドライブを搭載でき、最高4台のエンクロージャを接続してドライブ数を合計336台にできます。 例:18TBドライブの場合、6.04PB。 容量は使用するドライブによって異なります。 |
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物理仕様 | ・高さ:222.3mm ・幅:444.5mm ・奥行:981mm ・重量:44.9kg ・重量(ドライブ込み):約82~135kg |
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ホスト | 外部ポート | ・1システムあたり8 | |
ファイバ・チャネル・モデル | ・ホスト速度:16Gb/秒、8Gb/秒ファイバ・チャネル| インターフェイスの種類:SFP+ | ||
iSCSIモデル | ・ホスト速度:10Gb/秒、1Gb/秒iSCSI | インターフェイスの種類:SFP+ | ||
SASモデル | ・ホスト速度:12Gb/秒、6Gb/秒SAS | インターフェイスの種類:HD Mini-SAS | ||
管理 | ネットワーク | ・10/100/1000イーサネット、Mini USB | |
対応プロトコル | ・SNMP、SSL、SSH、SMTP、HTTP(S) | ||
管理コンソール | ・ウェブGUI、CLI | ||
管理ソフトウェア | ・Seagateシステム・ストレージ管理コンソール ・リモート診断 ・無停止アップデート ・ボリューム拡張 |
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電源要件 AC入力 |
入力電力要件 | ・180VAC~240VAC、50Hz/60Hz | |
PSUあたりの 最大出力 |
・2,200W | ||
環境/ 温度範囲 |
動作時/非動作時の温度 | ・ASHRAE A2、5°C~35°C(41°F~95°F)、900mを超えると300mあたり1°C減、1時間当たり20°Cの最大変化率/ -40°C~ 70°C(-40°F~158°F) |
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動作時/非動作時の湿度 | ・-12°C DPおよび8% RH~21°C DPおよび80% RH、最高DP 21°C / 5%~100%不凝縮 |
弊社では、科学技術計算や解析などの各種アプリケーションについて動作検証を行い、
すべてのセットアップをおこなっております。
お客様が必要とされる環境にあわせた最適なシステム構成をご提案いたします。